武蔵小山駅 西口0分 TEL.03-6452-3801

アレルギー性結膜炎

花粉症もアレルギー性結膜炎の一種

花粉やハウスダスト、動物の毛などが原因になって起こる目のアレルギーのことをいいます。 アレルギー性結膜炎で最も多い症状は目のかゆみですが、この他にも白目が赤くなる、目やにがでる、目がゴロゴロする、まぶしいといった不快感が現れます。 またコンタクトの長期装用や過度の使用によっても症状が出てきます。しっかりと治療しないとコンタクトレンズを装用出来なくなることもあります。 以下にアレルギー性結膜炎の代表的な疾患である花粉症について詳しくご説明いたします。

花粉症

花粉症について

花粉

花粉症は、アレルギー性結膜炎の一種で、特に植物の花粉が原因となって目のかゆみや充血などの症状を起します。 スギ・ヒノキの花粉が有名ですが、アレルギーを引き起こす植物はスギ・ヒノキ以外にもたくさんあります。

花粉症の治療

花粉症の治療は、内服薬や、点眼薬などを症状に応じて、組み合わせて使用します。 作用別には、抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬、ステロイド薬の大きく3つに分けられます。 抗アレルギー薬などは、一定の効果がでるまでに時間がかかることから、症状の出始める前に治療を始めることが大切です。 花粉が飛び始める2週間前くらいからお薬を飲んだり、目薬をさすことで、症状を軽く抑えることができますので、早めに受診して、医師に相談してください。

日常の花粉症対策

外出時には、マスクや帽子を着用

花粉の吸引を最小限に抑えるためのマスクや髪に花粉をつきにくくするための帽子を身に着けて外出しましょう。 フリースなどの花粉がつきやすい素材の服は避け、家に入る前に体の花粉をよく払うことも効果的です。

洗濯物は家の中に干す

花粉が多い日は、洗濯物を屋外に干すのを避けましょう。外に干した洗濯物は、花粉をよく払ってから取り込みましょう。 こまめな掃除と空気清浄機の活用 どんなに気をつけても、家の中の花粉をゼロにすることはできません。 こまめに掃除機をかけ、家の中に花粉がたまらないように注意しましょう。 また、ほこり・ダニ・花粉の除去が可能な空気清浄機を使用することも効果的です。

バランスの良い食事を摂り、よく眠る

花粉症はアレルギー症状です。 ストレスがたまっていたり、体が疲れていたりすると、アレルギーが出やすくなります。 栄養のある食事を摂り、睡眠をしっかり取って体を十分に休め、健康な状態を保つことが大切です。

コンタクトレンズを使用している方の花粉症対策

コンタクトレンズを使用していると、レンズにより涙の循環が悪くなり、花粉が目の中に残りやすくなります。 また、適切にレンズケアができていないと、レンズが汚れ、花粉などが付着しやすくなります。 花粉症のひどいときには、コンタクトレンズの装用はなるべくやめ、メガネを使用することが望ましいです。 (メガネは、花粉が目に入るのを防ぐ効果もあります。) コンタクトレンズを使用している方で、目のかゆみや充血などの症状がある場合は、必ず眼科医に相談してください。 当院でも、積極的に患者様のご相談に応じておりますので当院スタッフ、または診療の際に遠慮なくお問い合わせください。