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眼瞼けいれん(ボトックス注射)

当院では眼瞼痙攣にボトックス注射による治療を行っております

眼瞼痙攣(がんせいけいれん)は、自分の意志とは関係なくまぶたの痙攣(けいれん)が起きる病気です。 下眼瞼部のピクピク感や、羞明感(まぶしく感じる)から始まることが多く、次第に上眼瞼部に進行し、眼瞼が頻繁に攣縮し、重症例では、目を開けていられなくなり物をみることが困難な状態に至る場合もあります。 40~70歳代の中高齢者で発症例が高く、女性に多く見られる傾向があります。

主な症状

  • まぶたや目の周りがピクピクする
  • 目を開けているのがつらい
  • まぶしい
  • 目が乾く
  • 目がショボショボする など
眼瞼痙攣

眼瞼痙攣に効果的な「ボトックス治療」

目の周りの筋肉に、筋肉の働きを抑制する成分を極少量注射することで、筋肉を弛緩させて痙攣を抑制します。安全性も高く副作用の少ない治療方法です。 ボツリヌス療法は、緊張している筋肉にA型ボツリヌストキシンを直接注射するという方法で行われます。入院する必要はありません。当日は入浴や激しい運動はできませんが、翌日以降は、普段通りの生活ができます。

作用

ボツリヌストキシンは、神経と筋肉の伝達を遮断し筋肉の緊張を取り除きます。 注射した筋肉とその周りにある筋肉にしか作用しません。 つまりボツリヌス療法とは、筋肉にボツリヌストキシンを注射することによって、注射をした筋肉とその近くの筋肉だけの緊張を取り除き、効果を得る治療方法です。

効果と持続性について

注射ですので通院にて5分程度で終了します。安静や眼帯等は特に必要ありません。 通常、2~3日してから、徐々に効果が現れてきます。 治療の効果は1~2週間程度で安定し、数ヶ月持続した後、数週間かけて効果が消えていきます。そのため、安定した治療効果を維持するために、効果がなくなったら、再度治療を行います。

副作用について

ボツリヌストキシンは、長くても数ヶ月で効果が消えてしまいます。副作用の多くは薬の効きすぎによるもので、ほとんどは効果の消失と共になくなります。 詳細は当院スタッフ、または診療の際にお問い合わせ・ご相談ください。