抗VEGF薬治療(硝子体注射)
齢黄斑変性症、糖尿病網膜症などの効果的な抗VEGF薬治療(硝子体注射)
現在では加齢黄斑変の発症に深く関わっているVEGF(血管内皮増殖因子)という物質の働きを抑える薬が、開発されています。 薬を目の中に注射することで、加齢黄斑変性など、下記症状に効果的と言われています。
- 加齢黄斑変性症
- 糖尿病網膜症(糖尿病黄斑浮腫)
- 網膜静脈閉塞症
- 病的近視(脈絡膜新生血管)
現在、ルセンティス、マクジェン、アイリーア、ベオビュの4種類の薬が厚生労働省より認可を受けております。 当院では、患者様の症状の程度や状態によりお薬を使い分けています。
網膜静脈閉塞症
網膜の静脈血管がつまり、流れが悪くなる病気です。網膜に出血、白斑、黄斑浮腫が生じます。
網膜静脈閉塞症の症状
症状として、急激に視力が低下したり、視野の一部が欠けたり、もやがかかったように見える症状が現れます。
病的近視(脈絡膜新生血管)
目の前後の長さ(眼軸)が極端に伸びた強度の近視で目に障害を起こします。40歳以降に発症しますが、初期は自覚症状が出にくいのが特徴です。 下記症状を感じましたら、なるべく早く当院にご相談ください。
- ものがゆがんで見える
- ぼやけて見える